FX 用語 黒田バズーカ2

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黒田バズーカ2とは?

黒田バズーカに続き、2014年10月31日に発表された新たな追加緩和政策のことを指します。

アメリカがQE(量的緩和策)の終了が決定した2日後に発表され、マネタリーベース(資金供給量)を毎年80兆円に増やすなどの追加緩和を実施しました。過度の円安に対して賛否両論があったが、結果的に円安は急激に進み、事実一時期の為替では、1ドル=120円に到達する効果を発揮。

黒田バズーカ2のキーワードは「3」にあり、長期国債の買い入れ額を30兆円増やし、上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の購入額を3倍に増やし、更には買い入れる国債の平均残存期間を最大で3年間長期化すると言うもの。

黒田バズーカ2による大幅な追加緩和により円安・株高が進み、景気回復への期待が高まる一方で、その副作用などの不安材料を懸念する声も少なくなく、賛否両論が分かれる結果となっています。

2017/01/18